ロイヤルコペンハーゲンの食器-歴史と食器の組み合わせ方-

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日本人に大変人気のあるロイヤルコペンハーゲンシリーズ。

コーヒーカップやコンポートは、私も大変好きで普段使いをしています。

そんなロイヤルコペンハーゲンですが、歴史やシリーズを知るともっと

魅力的に感じ、このブランドが好きになります。

ロイヤルコペンハーゲンの歴史

ロイヤルコペンハーゲンの故郷はデンマークです。ヨーロッパでは、1710年からドイツのマイセンで王家の庇護のもと、磁器の製造が始まっていました。

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周辺各国では、なんとか自国でもと、磁器製造の研究を重ねていました。そしてついに、デンマークのボーンホルム島で磁器製造に適した土が見つかり、1773年フランツ・ヘンリック・ミュラーによってデンマークで初めて硬質磁器の製造に成功すると、2年後にはクリスチャン7世国王とユリアナ・マリア王太后(写真左)の庇護を受け、「ロイヤルコペンハーゲン」王室御用達窯が始まったのです。

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窯はその後約100年間王立デンマーク磁器製造所となった後、1868年に再び民間企業となりましたが、ロイヤルの称号を残すことが王室から提示された条件であったため、現在に至るまでロイヤルが名前から外されたことはありません。(写真右:コペンハーゲンの町)

ロイヤルコペンハーゲンのデザイン

フローラ・ダニカ

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ロイヤルコペンハーゲンを語るうえで、忘れてならないのは「フローラ・ダニカ」のデザインです。当時デンマークと親交の深かったロシア帝国のエカテリーナ2世に献上するために、「フローラ・ダニカ植物図鑑」に描かれている2600もの植物を細部に至るまですべて手書きで食器に描くという、気の遠くなるようなプロジェクトがデンマーク王家によって始められたのです。

バイエルという絵つけ師が、1885年から12年の歳月をかけて1802点まで描き写したところで女帝が亡くなったため、プロジェクトは中止に。この貴重なオリジナルは国宝としてローゼンボーグ城に保管されています。現在でもデンマークの公式晩餐会ではこのデザインの食器が使われています。食器に根まで忠実に描かれた植物は、ふんだんに施された金彩とともに晩餐会の話題となる事も多く「世界一豪華なディナーセット」と言われています。

フローダ・ダニカのシリーズは手描き。今でも変わらず丁寧に描かれています。

 

 


ブルーフルーテッド

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ロイヤルコペンハーゲンを代表するブルーフルーテッドには、プレーン、そしてそれを元に装飾が加えられたフルレース、ハーフレースの三つのデザインがあります。いずれも白地に美しいブルーの抽象化された花と、レースの縁取りが施されています。飽きない美しさで、230年以上長く愛されているデザインです。(写真:テーブルウエアショーより)


コンテンポラリーライン

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ブルーフルーテッドを現代風にアレンジしたブルーパルメッテ、ブルーエレメンツなど、いくつかのシリーズが出ています。シュロを意味するパルメッテ、デンマークの三つの海峡をデザイン化したロイヤルコペンハーゲンのシンボル三本波と共に、南太平洋やアジアの地域を彷彿とさせるようなおもむきがあります。

個々に料理がサービスされる西洋スタイルにはない、「取り分ける」文化のアジアや太平洋の国々からヒントを得て、大皿や、深めの食器も出されています。

ほかにも、「アルファベット」シリーズや「シグネチャー」など、現代のライフスタイルに合わせた、多様なニーズに対応できるデザインが出されています。

ロイヤルコペンハーゲンを使いましょう

1908年以来滞ることなく作り続けられているイヤープレートは、西欧諸国では「クリスマスプレート」と呼ばれ、毎年年末が近くなると、今年はどんなデザインかな、と楽しみに発売を待っている熱心なコレクターが世界中にいます。

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結婚や出産のお祝いに、その年のプレートを贈る……

ちょっと意外でおしゃれではありませんか?

新郎新婦、それぞれが生まれた年のイヤープレートを贈る。赤ちゃんが生まれたら、またその年のプレートを贈る……

そんな風にしていたら、部屋の一角に、贈ったプレートをきれいに飾ってくれていて、とてもうれしくなったり。さらには、赤ちゃんが成長し、自分が生まれたお祝いに贈られたプレートを持ってお嫁に行く……こんな例も実際にあるのです。喜びの連鎖を見せていただいているようで、贈った方も幸せな気分になりますよ。

ペア・マグカップ、カップ&ソーサーをはじめとするテーブルウエアはもちろんですが、イヤープレートのコレクションはロイヤルコペンハーゲンならではです。あなたも、年末に胸をわくわくさせてイヤープレートを待つ、世界のロイヤルコペンハーゲン・ファンに加わりませんか?

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